文理特進Ⅱ類コースでは、高1を対象に総合学習で「いのちの授業」を行いました。
このたび、「がんを明るく前向きに語る・金つなぎの会」様主催のもと、(株)キャリアリンク様のコーディネイトによる「いのちの授業」を実施しました。
今回のプログラムは、「がんについて知るレクチャー編」と「いのちについて考えるワーク編」で構成されており、高校生にもわかりやすく理解を深める内容になっています。
まずレクチャー編では、がんへの正しい知識を身につけるため、講堂で医療関係者による講演が行われました。資料を使いながら、がんの現状、その原因、早期発見の重要性などをご説明いただきました。
「何が正しいのか」を見極める姿勢が大切であること。
講演は、未来に挑戦し続ける羽衣学園生であってほしい、という結びで終了しました。
次にワーク編は、各ホームルーム教室で行いました。
がん経験者の方に教室にお越しいただき、ご自身の体験談をお話しいただくとともに、「大切な人のいのちについて考える」グループワークを行いました。
大切な人をがんで失わないために、自分に何ができるかを考え、グループで共有し発表します。
教員からも生徒の心のケアを促すメッセージが送られました。
最後には患者さんとの質疑応答も活発に交わされ、生徒にとって、感情を大きく揺さぶられる貴重な体験になりました。
ご協力いただいた皆様、どうもありがとうございました。
羽衣学園では来年度も様々な視点から命を考える「いのちの授業」を継続していきたいと思います。